国内アーティストはlyrical schoolのインストルメンタルアルバムとから3曲目。Negiccoとも縁のあるKIRINJIのニューシングルから。
海外からの新譜は、既知のアーティストのものが一杯でした。
ここでもよく紹介しているイギリスのプログレッシブロックバンドのBig Big Trainのニューアルバムから。このバンドはいろいろなタオイプの音で楽しませてくれますが、今回は歌物という感じでヴォーカルを前面に出しています。
ギリシャ出身のキーボーディストVangelisの最新シングルは、NASAの木星探査プロジェクト「ジュノー」に触発されたニューアルバムからの先行シングルです。映画音楽風ですね。
The PoliceのAndy SummersとKing KrimsonのRobert Frippという二人のギタリストによる1980年代のコラボアルバムが2枚まとめて再発されました。二人とも好きなギタリストなので魅力あふれる再発です。
イギリスのプログレッシブメタルバンドHakenの共同ソングライターでギタリスト兼ヴォーカリストのRoss Jenningsの最新シングルは、洗練されたポップサウンドで実におしゃれです。
アメリカ人ジャズ・ギタリストのPat Methenyはジャズ系で最も好きなギタリストです。9月にリリース予定のニューアルバムからの先行シングルです。安定のギターサウンド。
アメリカのNeal Morse Bandは元Spock's Beard、現Transatlanticのキーボード奏者(他にドラム、ヴォーカル、ギターも)が、自分の名を冠して並行して活動しています。いずれも涼しい顔でバカテクを披露する演奏形態ですが、最新シングルも同様に楽しいぐらいにバカテクを堪能できます。
Ali Deniz Kardelenはアメリカのフィンガースタイルギター奏者です。最新アルバム収録の曲は、鮮烈なフィンガー・ピッキングによる演奏に打ちのめされること必至です。必聴!
マルチ・インストゥルメンタリストでプロデューサーのBenny Goodman(有名なジャズ・クラリネット奏者とは違う)によるプロジェクトLost Symphonyの3作目から。プロジェクト名からも想像できるような大作。ギターへのこだわりが感じられます。
カナダのチェリストRaphael Weinroth-Browneについてはネット上にもほとんど情報はありませんが、最新のライブアルバムは、楽曲も演奏もエモーショナルでテクニカル。ネット上に情報が少ないのが不思議なほどの出来栄えでした。
ノルウェーののプログレッシブメタルバンドLeprousも、弾度目かの紹介になりますが、最新シングルはソリッドなギターと、タイトなドラムに、なぜかやや気だるげな男性ヴォーカルが被さったかと思うと爆発する。いかにもメタル的な展開がユニークです。
毎週毎週、新しい音が届けられる幸せを今週も感じています。