今週のSpotify~Discover Weekly~

Focus

日本のMONOは爆音のギターノイズを聴かせるバンドとして知られていますが、その認知度は国内よりも圧倒的に海外での方が上です。1999年に結成という歴史を持ちながら、2000年には日本を飛び出して、アメリカでの活動をスタートさせ、海外での認知度を高めていきました。勿論その音は単なる爆音に満足することなく、しっかりとしたメロディーラインを聴かせてくれます。

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イギリスで数々のアーティストのエンジニア、アレンジャー、プロデューサーを務めるとともに、自らもミュージシャンとして作品を発表してきたAlan Parsonsの1993年のソロ名義としてのファーストアルバムから。ファーストといってもその経験から楽曲も演奏も熟達の域に達しています。

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イギリスの新世代ジャズの代表格バンドMammal Handsの昨年のアルバムから。妙な堅苦しさや難しさがなく、曲そのものを素直に楽しめるスタイルが良いですね。

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Pink Floydの1977年アルバム『Animals』を豪華ミュージシャンたちが再現するトリビュートアルバムからGraham Bonnet (Rainbow), Vinnie Moore (UFO), Kasim Sulton (Utopia), Jordan Rudess (Dream Theater) & Pat Mastelotto (King Crimson)が参加した曲です。

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フランスのZenzileはレゲエに由来するダブやポストロックの特徴を持ったバンドですが、2017年のアルバムからの曲は魅惑的な女性ヴォーカルも加わって、よりスタイリッシュな仕上がりです。

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オーストリア人ギタリストMax DornauerのソロプロジェクトWaxamilionは情報がこれしかありませんが、今年リリースされたシングル曲は、ギターフレーズのコラージュのような音作りが面白く感じられました。

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ノルウェープログレッシブ・ロックバンドMoron Policeの今年発表のEPから。ヨーロッパらしくなく、ウェスタンっぽさも感じられるヴォーカルが目立ちますが、わざと拙さを演じたギターにも興味を惹かれました。

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ノルウェープログレッシブ・ロックバンドAirbagで活躍するギタリストBjørn Riisの2017年のアルバムから。バンドの曲と比べるとシンプルで聴き易い曲です。

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アメリカのプログレッシブ・メタル・バンドCynicの1993年のファーストアルバムから。ファーストらしからぬ完成度の驚かされますが、この後15年間も新しい音源を発表しなかったことにも驚かされます。

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アメリカのロックバンドDredgの2002年のアルバムから。小気味よいリズムセクションに甘いヴォーカルとギターが絡み、叙情性たっぷりの音楽を奏でてくれています。

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オーストラリアの主にアンビエントミュージックと映像に音楽を乗せる活動をしているAll India Radioの2018年のアルバムから。最近は年に数作発表という多作モードに入っていますが、ダウナーな電子ミュージックが妙にスタイリッシュです。

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世界に目を向けると、まだまだ未知の音源が次々に見つかるのが楽しみです。