今週、SpotifyのAIさんが選んでくださったのは、かなり似た傾向の曲が多く、それも帯に短したすきに長しといった感じで、紹介するにはちょっとという曲が多く残念でした。そんな中で私の紹介するのが以下の曲になります。
リズムの切れの良いイギリスのジャズバンドGoGo Penguinの昨年のアルバムから。まさにリズムの切れの良さが前面に出た曲です。私好み。
ドイツのエクスペリメンタルメタルバンドThe Oceanの昨年のアルバムは2枚組で、同じ曲のヴォーカル入りとインストルメンタル版の2ヴァージョンになっていますが、こちらはヴォーカル入り。私はデス声は苦手なのですが、この曲程度なら許容範囲です。
ドイツのエレクトロサウンドを常にリードしてきた巨星Klaus Schulzeの2017年のアルバムからボーナストラックを。彼にしては短い曲ながら、急ぎ過ぎることなくいつもと変わらぬ曲調はさすがです。
アメリカのプログレッシブロックバンドOSIの2009年のアルバムから。ミステリアスというかオカルティックなパートからメタル調のパートに移行すると、野太いヴォーカルが歌いあげるという、最終的にはアメリカっぽい曲になりました。
アメリカンヘヴィロックのアンダーグラウンド・シーンにおける最重要、そして期待のバンドの一つAll Them Witchesの3枚目のアルバムから。ヘヴィでグルーヴィーなサイケデリック・ロックを一層深く、そしてメロウにも掘り進めた印象の曲です。
Rerease Radarでも紹介しているオーストラリアのDead Can Danceによる1987年のアルバムを2006年にリマスターした盤から。雄大さと尊厳さと格好良さが上手くバランスの取れた曲です。
ということで、残念なことに数少ない紹介となってしまいました。次週以降に期待したいと思います。