今週のSpotify~Discover Weekly~

Si on avait besoin d'une cinquieme saison

イギリスのロックドラマーGinger Bakerは様々な実力派バンドとのセッション活動の実績を持ち、ロック界最初期のスーパードラマーとして認知されています。彼自身のユニットで1994年に発表した唯一のアルバムから。ギターにBill Frisell、ベースにCharlie Hadenというとんでもないメンバー編成です。

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イギリスのTalk Talkはおもに1980年代に活躍し、ニューロマンティック・シンセポップから、後期のポストロックまで幅広い音楽性を持っていましたが、1984年という中期のアルバムから(1997年にリマスター)。ベースを中心としたリズムパートが独特な印象のニューロマンティック・シンセポップです。

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フランスのジャズ/フュージョン界のスターヴァイオリニストJean-Luc Pontyによる1996年のベスト盤から。イントロのピッキングが美しすぎます。基本的にきれいで洗練された音ですね。

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フランスのジャズ・コントラバス奏者のHenri Texierの1977年のアルバムから。コントラバスはもちろんフルートやパーカッション、ウードやボンバードなどの民族楽器までも1人で多重録音しているアルバムで、当時の彼の若さがほとばしっています。

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Ash Ra Tempelはドイツのクラウトロックの代表的なバンドであり、1970年代当時のサイケデリック・カルチャーの影響を大きく受けています。2010年のドイツロックのコンピレーションアルバムに収録された曲になります。今となっては懐かしい音ですが、安心のサイケといった印象。

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ベルギーの現代音楽の作曲家、音楽プロデューサーであるWim Mertensの2019年にまとめられた約40年分のベスト盤から。口笛とアコースティックギターによるシンプルな曲ですが、靴笛が抜群に上手いです。

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自作のエレクトリック・ハープを使用したニューエイジ・ミュージックなどで有名になったスイスのAndreas Vollenweiderの1993年のアルバムから。女性ヴォーカルを加えて、ニューエイジに加えてスタイリッシュなポップに仕上がっています。

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ブルース、ロカビリー、ジャズ、カントリーを組み合わせて「田舎者ジャズ」と呼ばれる音楽スタイルを生み出したアメリカの巨匠ギタリストDanny Gattonの1993年のアルバムから。翌年にピストル自殺する彼の最晩年の作品です。鳴きのギターが素晴らしい。

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アメリカのジャズギタリストPat Methenyのユニットによる1983年のライブアルバムから。ライブにしては淡々とした演奏で、そこが妙に彼らしさを感じさせるともいえます。

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アメリカのジャズピアニストBenny Greenの2020年のアルバムから。ジャズというよりも非常に優しいイージーリスニングピアノ曲で、温かみを感じさせてくれます。

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カナダのプログレッシブロックバンドHarmoniumの1975年のアルバムから。2006年にリマスター盤が出ていますが、これはオリジナル盤から。17分越えの大曲で、幻想的でイマジナリーな世界を描き出しています。

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