星海銀のセカンドライフ その18 体調の現状報告 その2

前回に引き続いて、脊髄小脳変性症が生活のそれぞれの場面でどのような影響が出ているのかを書き連ねていこうと思います。
前回は下半身を中心にした不具合について書いたのですが、今回は上半身についても書いていきたいと思います。上半身は下半身と比較するとまだ不具合は少ないのですが、生活していて困るのは、判子を押すときに枠内に収めることが出来ないということと、文字をきちんと書くことが出来なくなってきているのが気になります。上半身にはいつも微弱電流が流れているかのような痺れがあり、指先の感覚が不安定で物を摘みそこなうことも多くなりました。
外出の際には自家用車での移動は欠かせません。幸いにも今のところ車の運転には困難を感じていません。ただし自宅の車庫入れには少し苦労しています。ということは商業施設の駐車場利用に際しても同様なのですが、平衡感覚が良くなくなっていることで、バックで駐車スペースに停めようとする際に一発で決まらなくなってきました。気が付くと車がスペースを斜めに使ってしまっているのです。ということで自動車の運転に支障が出てくるようになったら、免許を返納しなければと考えています。
食料の調達は近所の食品スーパーが中心ですが、イオンのような大型ショッピングセンターに行った際はショッピングカートのお世話になります。食品スーパーではショッピングたーとの利用しないのですが、イオンは広すぎて歩くのが大変なので、カゴをカートに入れてつかまって買い物をするという感じです。
最後に体力・筋力維持のために通っているボウリングですが、あれだけ歩行時のふらつきがあるにもかかわらず、不思議にもボウリングのレーンに立つと、なぜかふらつきながらもボウリングをプレーできるのです。投球時の助走はわずか4~5歩ですが、片手に持つボールは4キロ以上の重さがあります。これをスローイングして投球できるのが不思議ですが、現状ではこなすことが出来ており、スコアのアベレージも140前後を達成できています(今月は厳しくなってきました)。ボウリングも身体が許す限り、体力・筋力維持のために続けていきたいと思っています。