漫画原稿流出事件

 2月3日の日記についてのコメントが長くなりましたので、新しいコメントはこちらへお願いします。
ということで、3日のコメントですがや先生が書かれているように、世の人々は「ジャンプ」「マガジン」「サンデー」等に連載を持ち、年に何冊も単行本が発行される漫画家がたくさんいるという認識なのだと思いますが、その影に発行部数も少なく、コミックスすら出すことの出来ない零細な漫画雑誌と、そこに作品を寄せている漫画家が数多く存在するわけで、今までに渡辺先生や川島先生の日記で明らかにされてきた古川社長や自称大物漫画家の発言は、そういった漫画家の存在を否定するものなのです。
発言の矛先が向けられた漫画家の皆さんには、精神衛生上なんの得にもなりませんので、愚者のたわごとと気にやむことなく執筆活動を続けていただければよろしいと思いますが、人生の半分以上を様々な漫画作品に癒されてきた私の怒りは、無理に矛を納める必要はないと思いますので、出来ることならば面罵してやりたいという気持ちで一杯なのです。
一般の方々は認識が薄いのも仕方のないことですが、漫画古書店社長や自称大物漫画家であるならば無知ではすまされない問題なのです。