ベガルタ仙台 2−3 アルビレックス新潟

マルシオ・リシャルデスはまさに新潟の至宝です。前半、仙台に先制されたアルビでしたが、後半開始早々の47分、仙台のペナルティエリアに切り込んだ矢野貴章が倒されて得たPKをルシオが決めて同点。さらに彼は68分に今度はFKを直接決めて逆転。一旦はセットプレーから同点に追いつかれますが、ドラマはロスタイムに待っていました。アルビのゴールキーパー東口が仙台の選手に顔面を蹴られて負傷した際(結局は交代)の治療等で時間を取られ、8分という長いロスタイムがアルビに味方してくれました。仙台陣内に押し込んで連続して獲得したコーナーキックを、またもやルシオが直接決めてなんとセットプレーだけでのハットトリックを達成。見事アウェイでの勝利を掴み取り、8戦負けなしとなりました。次節は中2日という強行スケジュールで首位鹿島アントラーズとの対決となります。昨年は優勝した鹿島に唯一2勝したアルビですから、今年も期待したいですね。