母親の兄弟について

私の母には兄と弟がいましたが、どちらも母と同じ脊髄小脳変性症を発症し既に亡くなっています。ただ、発症が母よりも早く症状の進行も意外に早くて、発症から10年前後でなくなっていますので、私や母と同じマチャド・ジョセフ病とは違う病気だったのかもしれません。私と母親が同じマチャド・ジョセフ病であれば、病気の進行は比較的に緩やかなはずで、二人の伯(叔)父の場合は同じ脊髄小脳変性症でも、別の種類の病ではなかったかと思うのです。というかそう思いたいというのが正直なところ。伯(叔)父の病気の進行や、死に至る症状の変化などについては実際に目にしているだけに、その後を追いかけたくないというのが本心です。現在は腿の筋力の減退感と平衡感覚の失調だけで済んでいますが、今後、発語の不明瞭化、嚥下障害、さらには手にも障害が現れるのは確実です。伯(叔)父の場合は心臓がわずかの間ですが停止してしまうこともありました。おそらくは何年も先の話なので今心配しても仕方のない話なのですが、転倒などによって数週間でも歩くことができないような状態に陥ってしまうと、症状が一気に進行してしまうことは母が実際に経験として示してくれていますので、日々の生活では十分な注意が必要です。筋力の衰えを緩やかにするための運動に留意しながら生活していかなければならないなと考えています。