今週のSpotify~Discover Weekly~

The Bones of a Dying World

今週も、まずは過去にも紹介したことのあるアーティストから。
イギリスのヴォーカリストFish(元Marillion)の2020年のアルバムからの紹介曲も残り少なくなってきました。今回はリズムパートに工夫が感じられて面白い曲に仕上がっています。

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イギリス人ジャズ・ロックギタリストJohn McLaughlinの2020年のソロアルバムは、タブラ奏者Zakir Hussain、インド人ヴォーカリストShankar Mahadevanの参加により、かなりインド民俗音楽風に仕上がっているのが好みです。

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イギリス出身でギターヴォーカル先駆者の一人として認知されているPeter Framptonは、2019年のアルバムからバンド名義で発表していますが、今年の最新アルバムから。円熟味を感じさせてくれるギターサウンドが心地よいです。

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アメリカのプログレッシブロックバンドDixie DregsのギタリストだったSteve Morseの名前が冠されたバンドの2009年のアルバムから。ソロ名義の作品も、バンド名義の作品も大きな差はありませんが、今回の作品はやや音圧高めです。

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アメリカのヘヴィメタル系のギタリストTony MacAlpineの2015年のアルバムから。ヘヴィメタル系の激しいリフが特徴的ですが、テクニカルでややDjent(ジェント)系の要素が感じられるインスト曲です。

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この後は初登場と思われるアーティストです。
アメリカのジャズ、フュージョン系のベーシストVictor Wootenの2008年のアルバムから。テクニカルでグルーブ感のたっぷり感じられる演奏がたまりません。

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そんなVictor Wootenをゲストに迎えて共演しているのが、ギタリストGreg Howeの2003年のアルバムです。テクニカルですが、おしゃれなフュージョンサウンドです。

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こちらもアメリカのベーシストですが、Evan Brewerヘヴィメタル系のプレイヤーです。2011年のファーストソロアルバムから。ベース1本でのインストルメンタル曲で、ベースの魅力が際立っています。

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アメリカのテクニカルメタルバンドScale The SummitDREAM THEATERの2017年のインスト版という評価もあった時代を経て、2017年のアルバムではすでに完全なる個性を手に入れています。美しさも見事です。

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アメリカのSunset Missionは、ファンク的要素を持ったプログレッシブロックトリオで、卓越した演奏テクニックと浮遊感のある女性ヴォーカルが魅力的です。2019年のアルバムから。

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アメリカのポストロックバンドIf These Trees Could Talkはギター4本にドラムスという特殊な編成でインストルメンタルな曲をプレイします。ミニマルミュージック的な雰囲気を持っていますが、ドラムスはよりアグレッシブで、興味深い音を聴かせてくれます。2016年のアルバムから。

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ソウルファンクフュージョンバンドのRock Candy Funk Partyロック系の音ばかり聴いていると、一服の清涼剤的な印象を受ける音です。2017年のアルバムから。

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今週は圧倒的にアメリカのバンドの音源が中心になってしまいましたが、それだけのアーティストが揃っているところが、アメリカの大きさだといえるのかもしれません。