まず国内盤はPerfumeのミニLP的なEPから2曲目。
BABYMETALは先週と違って、日本武道館のライブ盤から定番曲を。
上白石萌音さんは女優業の傍ら、歌手としての活動も活発で、先日カヴァー曲によるアルバムを発表したばかりですが、今回はシングルです。
海外アーティストはまず連続組から。
イギリスのプログレッシブロックバンドMarillionのセカンドアルバム(1984年)の今年度リミックス盤から3曲目です。この曲でも先週の曲と同様に、当時のヴォーカリストFishの伸びのある歌声が楽しめます。本当に得難い才能でした。
こちらもイギリスの古参バンドHawkwindの最新アルバムから3曲目。サイケというよりもアーバンな雰囲気のフローティングサウンドといった感じです。
イギリスのベテラン・プログレッシブロックバンドYesの7年ぶり、22作目となるスタジオアルバムからの3曲目です。今まではアルバムからの紹介ではなく、新bNグルカットからの紹介でした。
ギリシャ人キーボーダーVangelisのNASAの木星探査機「ジュノー」の木星探査にインスパイアされたアルバムから4曲目。これもまた映像向きといった感じの曲です。
続いては名が知られていたり、過去にも紹介したことがあるアーティストを紹介します。
連続組でも紹介したMarillionの元ヴォーカリストFishのソロシングルです。最近の彼の作品としては優しい曲調で好きです。
イギリスのプログレッシブロックバンドGalahadも気が付けばベテランの域に入ってきました。そんな彼らの2枚組最新アルバムから。軽快なメタル系シンフォ
複数アーテストのシングルを同一ジャケットで発表する企画があったようで、その中からJordan Rudess(Dream Theaterのキーボード)とRick Wakemanの曲が紹介されています。どちらも情景描写的な曲になっています。
久々の紹介となるアイスランドのÁrstíðirの新作は、相変わらずの牧歌的ギターの音にのせられた男性ヴォーカルのハーモニーの美しさが素晴らしいです。
スウェーデンのプログレッシヴロックバンドIsildurs Baneと、Van Der Graaf GeneratorのヴォーカリストPeter Hammillのコラボアルバムの第2弾です。現代音楽の要素も加わった独特の曲調を持つバンドですが、特に気難しさはないので助かります。
アメリカのフィルム・プロデューサーでもあるマルチ・インストルメンタリストDavid Minasianの最新シングルから。典型的なシンフォ系の音が感じられます。お薦め。
オーストラリアのベース2本、ドラムで構成されている3ピース・プログレッシブ・メタルインストバンドThe OmnificはDjent系で最も好きなバンドです。
オフィシャルなMVがたくさんYouTubeで公開されているのでそちらもどうぞ。
ここからは私も初めて聴いたアーティストを紹介していきます。
イギリスのMostly Autumnは1970年代プログレッシブロックに大きく影響を受けた音楽をやっていますが、男女のツインヴォーカルも特徴です。今月発売の最新アルバムから。
ドイツの3人組ポストロックバンドGlasgow Coma Scaleの最新アルバムから。リフは重くメロディックで、ダイナミズムに脈動しています。
イタリアのプログレッシブロックバンドThe Watchは1970年代のクラシックなプログレッシブロックスタイルを持っています。最新アルバムからの曲も、思いっきり懐かしのプログレという感じです。
ThomasThunderはわずか14歳のソングライター兼ドラマーの新作アルバムから。やや青臭さの残る音作りですが、まさに才能がほとばしっています。
今週は地域的にも多様な音楽に触れることができました。実にありがたいことです。