イギリスのPeter Gabrielは元Genesisのヴォーカリストとして知られていますが、ソロとなってからもう半世紀近くが経過し、現在ではヴォーカリストとしての名声の方が高いかもしれません。そんな彼の1989年のマーティン・スコセッシ監督の映画『最後の誘惑』のサウンドトラックから。当時の彼のワールドミュージックへの傾倒ぶりが感じられます。
イギリスのRain Tree CrowはJapan元メンバーによる事実上の再結成プロジェクト。その唯一のアルバム(1991年)から。2003年にリマスターされた曲はまさにJapanの再来です。
フランス人ジャズギタリスト/コンポーザーのNicolas Parentの最新シングルから。クラリネット奏者のYomが参加しtれいます。ミニマルミュージック風なアンビエントミュージックです。
ドイツを代表し、世界的にも活躍するベテランジャズドラマーWolfgang Haffnerの最新アルバムからアルバムタイトル曲。なんの衒いもなくセンスある曲作りが光ります。
イラン、イラクの戦火から逃れるために、ストックホルムに移住した両親の元に生まれたスウェーデンの女流ピアニスト/コンポーザーShida Shahabiの2018年のデビュー・アルバムから。音は北欧ではなく完全に中近東の音に仕上がっています。
ノルウェーのジャズ・サクソフォーン奏者Jan Garbarekの1992年のアルバムから。チュニジア出身のウード奏者Anouar Brahem、パキスタンのタブラ奏者Ustad Shaukat Hussainを加えた演奏は民俗色強めで、なんと16分超えの大曲です。
カナダのギタリストDevin Townsendはエクストリーム・メタルバンド Strapping Young Ladの創設者でもありますが、彼の昨年のソロアルバムから。緩やかなメロディ展開のシティポップ風です。メタル的要素は殆どありません。