日本人ジャズピアニストの上原ひろみは、昨年のアニメ映画「BLUE GIANT」の音楽を担当したことでも評判となりましたが、2021年のアルバムから。基本的に彼女のオリジナル曲は好きなのですが、作曲ばかりではなく編曲の能力も高いですね。
イギリスのギタリストで、マルチインストルメンタリストのMike Oldfieldの1975年のセカンドアルバムから、LPのb面全てを使用した17分超の大曲を2010年のミックスで。ネイチャー感が半端なく感じられる曲です。
イギリス代表するアヴァンギャルド/シンセポップ集団であるThe Art of Noiseの1989年のアルバムから。当時は世界が初めて耳にするサンプリング技術を駆使し、様々な「ノイズ」を実験的にコラージュしてポップ音楽に昇華させたのですが、このアルバムではかなりポピュラーなものに仕上がっています。
イギリスのプログレッシブ・フォーク・バンドComusの1971年のファーストアルバムから。エキセントリックなギターフレーズが特徴的で、10分という曲の長さを利用して様々な音の展開が楽しめます。
サックス、クラリネット、フルートを演奏するフランスのジャズミュージシャンSophie Alourの2020年のアルバムから。この曲ではサックスを演奏してインプロビゼーション(即興演奏)を聴かせてくれています。
フランスのジャズベーシストFred Pallemが彼率いる20人のビッグバンドle Sacre du Tympanとともに制作した昨年のアルバムから。ポピュラーな曲調で親しみやすいメロディーが展開されます。
ノルウェーを代表するジャズベーシストArild Andersenの1993年のアルバムから。長年所属しているECMのレーベルメイトであるギターのRalph TownerやパーカッションのNana Vasconcelosも参加して息の合ったプレイを展開しています。
アメリカのジャズピアニストKeith Jarrettの昨年のボルドーでのソロコンサートのライブアルバムから。小品ながら彼らしい静謐でありながら滑らかに滑るようなキータッチから生み出される音が染み渡ります。
アメリカのフォークミュージシャンでギタリストのSandy Bullの2007年のアルバムから。バンジョーで主旋律を弾くエキセントリックな演奏で、メランコリックな雰囲気満載です。