イギリスで1990年代から活躍し、今やイギリスを代表するプログレッシブロックバンドとなった感のあるPorcupine TreeのリーダーのSteven Wilsonは、様々なバンドのリミックス作業でも有名なエンジニアでもあります。さらにNo-ManやBlackfieldなどのバンドでも活動しているのですが、彼の2011年のアルバムから。しっとりとして落ち着いた印象の曲に仕上がっています。
オランダのアコースティックダークフォークユニットのThurninの最新セカンドアルバムから。確かに熊目のギターフレーズですが、そのメロディは確かな詩情が感じられます。フルートが絶妙な効果を発揮しています。
ドイツのSaint Of Sinは同国で最も成功した受賞歴のあるヒットレコードプロデューサーおよび作曲家のひとりPeter Riesが立ち上げたプロジェクトです。昨年のシングルからですが、詠唱のような女性ヴォーカルとアンビエントな演奏が異世界間を醸し出す音楽です。
オーストリアのギタリストBernthの昨年のシングルから。彼はメタルから音楽にはいり、その後ウィーン音楽院でジャズギターと器楽教育学を学ぶことになりました。そのためか彼の演奏はかなりテクニカルです。そこにメタルのパッションが乗っかかっている感じの仕上がりです。
スウェーデンのヘヴィメタルバンドKatatoniaの2020年のアルバムから。演奏もヴォーカルもいくらかファンタジックな香りが感じられる小曲です。
ノルウェーのブラックメタルバンドUlverの1995年のアルバムから。男声合唱がメタルっぽくはありませんが、ギターのシンプルな調べが美しいバラード曲です。
シンガーのAmalie Bruunが率いるデンマークのブラックメタルバンドMyrkurの2015年のアルバムから。ピアノのソロ演奏がメインのメタルらしからぬインストルメンタル曲です。
オーストラリアのバンドでオルタナティヴ・ロックというか、アースソングのバンドとして有名になったDead Can Danceの1990年のアルバムからリマスター音源で。この曲はヴォーカルと合唱をメインにした非常に清浄感を感じられます。