まず国内盤はフィロソフィーのダンスの最新シングルです。区分上はアイドルに分別されるのでしょうが、音のアーバン差が半端なく、より一般の方にも聞いてもらいたい曲です。
国内からはひと組のみと寂しいですが、残りは海外組から。連続登場組に加えて、過去に紹介したことのあるアーティストなどもまとめて紹介します。
イギリスのベテラン・プログレッシブロックバンドYesは先週までと違い、初期の１９６０年代のライブ音源集から。基本的な音は古さを感じさせられますが、ヴォーカルも当然のことながら若さが感じられて、こちらは新鮮でした。
イギリスの超ベテランバンドSoft Machineの１９６０年代のライブ音源集からの２曲目は、さらに粗削りな録音状況ですが、それが逆に臨場感を高めてくれています。
イギリスはカンタベリーロックの雄Caravanの最新アルバムからの３曲目は、カンタベリーの香りを少し感じさせながらも、スタイリッシュなシティポップになっています。
イギリスの中堅プログレッシブロックバンドの雄Big Big Trainのニューシングルから、トラッド色を感じさせる旋律とヴォーカルのハーモニーが美しいナンバーです。
イギリスのネオプログレッシヴロックバンドThe Pineapple Thiefは、21年4月に収録された「NOTHING BUT THE TRUTH」と題されたスタジオ・ライブ２枚組ＣＤから。ギターメインでライブ録音での緊張感のあるヴォーカルが魅力的です。
フランスのキーボード奏者Jean-Michel Jarreが、昨年１２月３１日にノートルダム大聖堂で行ったバーチャルコンサートのライブアルバムから４曲目は、原曲をかなりアレンジしている印象です。
open.spotify.comイタリアの超ベテランバンドPremiata Forneria Marconi（P.F.M.）は４年振りの新作アルバムから。英語盤とイタリア語盤の２ＣＤ仕様になっていますが、民族音楽的要素も感じられます。こちらは英語ヴァージョン。
ドイツの超ベテランバンドNektarの、７０年代初期のスイスＴＶ放送用ライブ音源/映像を収録した発掘ライブ盤から。粗削りですがＴＶ放送用なので意外に音がいいです。
ウクライナ出身のコンポーザー＆ミュージシャンAntony Kaluginの最新ソロアルバムからの３曲目は、重厚感のあるシンフォニックに仕上がっています。
アメリカのプログレッシブ・メタルバンドDream Theaterの最新アルバムから。アグレッシブな音がテクニカルに展開する様は見事というしかありません。
残りは少ないですが、今までに紹介したこののないアーティストの新譜から。
スペインのプログレッシブロックバンドAmarokは、地中海と中世の音楽の影響を受けていますが、最新シングルは以前よりも未来志向的な音が構築されています。そのためか個性が弱い感じです。
アメリカのプログレッシブ・メタルバンドOutrun The Sunlightの最新シングルは、軽やかに跳ね回るギターサウンドが大きな魅力です。
